乾燥肌の予防と対策




 乾燥肌の原因は「肌のうるおい不足」が原因です。
 顔、目元や口元がカサカサしていたり、吹き出物が出てきていたり、シミやソバカスが目立ったりしていませんか?
 こうした肌の乾燥の大きな原因は「肌のうるおい不足」が原因だと考えられます。「肌のうるおい」とは皮膚の水分
のことです。
 肌の水分は角質層の防御機能によって守られています。皮膚は真皮、表皮、角質の3層から成っています。
 真皮層で誕生した表皮細胞は次第に表面に押し上げられて角質層になり、やがてはがれ落ちます。
 このサイクルを「ターンオーバー」と言い、およそ4週間で1サイクルが終了すると言われています。 
 特に、乾燥肌では天然うるおい成分である『NMF』の不足が問題です。この『NMF』は、およそ半分がアミノ酸(約40%)
とアミノ酸から作られている成分・PCA(約12%)で構成されています。この『NMF』が不足すると角質細胞そのものの「うる
おい」が減ってしまい、角質層の重なりが乱れて肌荒れや乾燥肌になってしまいます。つまり、肌のうるおいは『NMF』の
アミノ酸によって左右されているのです。

 もしはだが乾燥して『NMF』が不足すると、角質層から肌荒れの情報が表皮へと伝えられ、また、真皮層で新しく生まれる
表皮細胞にも肌荒れの情報が伝わり、本来の健康な表皮細胞ではなく、調子の悪い表皮細胞が生まれてしまいます。
 その結果、逆に、調子の悪い表皮細胞が真皮から表皮、次に角質層へと押し上げられるという、「肌荒れづくり」を繰り返
してしまいます。
 もちろんその逆に、角質層の状態が良好だとその状態が表皮から真皮へと伝わり、整った肌の状態を保つことができるの
です。


 このように、角質層をうまく整えれば、皮膚内の情報伝達により必然的に表皮・真皮も整い、その結果、正常な皮膚ができ
る代謝が行われるのです。
 角質細胞を良い状態、つまり「うるおい状態」にするためには、『NMF』を保持して正常な状態にすることが肌全体を健康
にする基本的な考え方です。
 よって、バランスのとれた食事で両室のアミノ酸を補給し、体内から真皮へとアミノ酸を送ってやることが肌にとってとても
大切なことなのです。
 逆に偏った食生活や睡眠不足、喫煙習慣、ストレスなどの荒れた生活は肌荒れに影響を与えるので注意しましょう。



もどる