梅雨になると、天気が悪くうっとおしい毎日が続きます。この時期には、足に水虫が出来たり、内股や殿部(おしり)にインキンタムシが再発して、
ひどいかゆみに襲われる人がしばしば見られます。
この原因は真菌というカビが寄生して起こる病気です。梅雨のじめじめした季節に最も盛んになります。
「水虫」という名前から、虫による病気のように思われますが、実は白癬(はくせん)菌という真菌(カビ)の一種によるものです。
専門的には「汗疱状白癬」と呼ばれています。 |
<水虫の原因>
水虫の症状には、乾燥しているもの、分泌物のでているもの、化膿しているのもなどがあり、中でも最初の乾燥したのもは自宅での治療も可能ですが、
分泌物の出ているものや化膿しているものは、すぐに専門医の治療が必要です。
治療は一度良くなっても、水虫は発生しやすく、何度も同じ時期に同様の症状が出てきます。これは現代人が靴などの非開放的な
靴の環境や下着を中心とした衣服環境が水虫の再発環境に適しているからだと考えられます。
下駄や草履を履かない現代人、ふんどしトランクスでなくブリーフの男性では多い傾向があります。
しかし現在では若い女性でもルーズソックスや体に密着した下着が多くなった事もあって、特に足(趾)指の間に水虫が多く見られるようになってきました。
水虫の出来やすい部位:足(趾)指の間や股、陰部は出来る限り清潔に保ち、水虫にかかっている患部は乾燥した状態に保つように注意してください。 |
<治療方法>
化膿するとリンパ管に菌が侵入し、患部が赤く腫れて、発熱したり、ひどい痛みを生じる場合があり重症化すると危険です。
早めに専門医の診断と治療を受け適切な対策を立てましょう。
治療は爪の水虫は長期にわたる場合が多く、内服治療が第一に選択されます。その他、多くは軟膏やクリーム剤、水薬、ゲルなどが処方されます。
皮膚角質層のターン・オーバー(入れ替わり)は約28日とされており、外用剤は皮膚角質層が入れ替わる約1ヶ月は塗布を続けないと根絶出来ません。
また、周囲にも菌は潜んでいるので広範囲に塗布する必要があります。
外用剤には一日1回の塗布でよいのもや一日2〜3回の塗布が必要なものなどがあり注意書きを良く読んで正しく使って下さい。
これらの薬は決して目には用いないで下さい。 |